■会長挨拶


 新年度を迎えて (活動スローガン;共に学びながら、高齢化社会に貢献しよう)  令和2年7月3日

 

 令和2年は残念ながら災害大国と悪名高いわが国の災害例として後世に残したくないのでありますが、今年も例年に漏れず九州・四国地方など西日本では大洪水、落雷、地滑り等の災害が多発し多くの犠牲者が出ました。心からご冥福をお祈りします。

 人為的発生源の新型コロナウイルス感染疫と違って、気象、地形など自然現象に起因するところも少なくないが、よく考えて診ると人口の約20%が山地で生活し、約80%が谷平野、沖積低地で生活するという我が国の地勢に因果している処が多いからだと思います。自然環境と人為的因果による災害が多いことを我々が根底から考え直してみる必要があります。

 多摩市はニュータウン開発で自然環境が脆弱になっておりますが、住民の老齢化現象が進化する現在、自然環境への修復を真剣に考えて診る必要があります。水と緑に富み、涼感に溢れ、蛙鳴蝉噪にして水と風の音に魅了する環境を子供たちに残しておきたい思いであります。 

 1886年に後の若き詩人となる石川啄木が岩手県に生誕しました。彼は若干26歳の短い人生であったが和歌の「3行書き法」のイノベーションを志した。なかでも気惚れした一句に「天地の酸素(O:著者

挿入)の神恋成りて水素(H:著者挿入)ついに水(H₂O)になりにけり」があります。素晴らしい名句ですが、水は人文科学と自然科学が包含

してこそ水環境の現象を理解できるものと考えております。気が付くのが遅すぎた感があるが「覆水盆に返らず」の怖さを考えると、

多摩市の自然代謝への修復は今からでも遅くないものと思う。

 長い人生でいろいろの経験をし、豊かなアイデアをお持ちのプロバスの方々に矜持していただくことを期待しております。この思いは、闊達な方々が大勢おられる中で不細工な小生が奇しくも伝統ある多摩プロバスクラブの第17期会長に選出されたことについては、

その責任と重大性を甚深に痛感したからであります。会員の知見を出し合って幼年から高齢者までの育成環境を敬愛の精神で活躍して

いきたいものです。  

                                                                                                                  以 上